どこへでもつづく道がある。

『久保みねヒャダ 明けましてこじらせナイト 寿スペシャル』を見る。

「青春こじらせソング」のコーナーで久保先生が安室奈美恵「Don't wanna cry」に触れて「『どこへでもつづく道がある』の歌詞ばかりがぱっと思い浮かんでリフレインして、タイトルがいつも出てこない」という話から、

 

キャッチコピーやセリフを考えるときに、あんまり否定形を使わないほうがいいなっていうのを思うことがあって。否定形の強調、たとえば「負けたくない」とか「止まっているヒマはない」とか、広告とかのキャッチコピーでも見かけるときに、否定形はあんまり残んないというか刺さらないというか。結局、立ち止まらせる効果、「なになにしちゃダメ」「ダメ、絶対。」みたいなやつは立ち止まらせる気持ちにはなるけど、背中を押す気持ちにはならないなって思うんですよ。<略>否定形の先に、どういうふうに背中を押してもらいたいかって、気持ちがのせられる歌詞がつくれるかっていうのが歌とかセリフとかでは大事なのかなって思うと「どこへでもつづく道がある」ってもう誰だってここに気持ちをはせられるじゃないですか。これから何かしようってときに「絶対君ならできる」みたいな歌詞になっててもいやいやそんなできないことだってあるしって思っちゃうけど、「どこへでもつづく道がある」って言われると自分が何かがんばりたいなって思うときの気持ちを重ねやすいなって思って。

 

って言ってて、それにヒャダインが「私は弱くない弱くない」と言うと先に「弱い」って単語が入ってくるから自己暗示をかけるときに逆効果だというアファメーション的な考え方を付け加えてみんなで納得。能町さんが最後「『TwitterしないTwitterしない』って言っても結局Twitterしちゃう。『仕事を30分以内に終わらせる』って言ったほうが効果的」と言っててまさにそれだなとなってた。

 

私が立てた2018年の目標のひとつに「酔っ払っていてもお風呂に入ってから寝る」というのがあるのですが、「お風呂に入らず寝ちゃダメ」とは思わなかったので考え方のクセとしては合格と自分で判定しました。こういうのは言霊だから気をつけていきたいところです。否定形や「○○しちゃいけない」とかは人を縛る言い方だから、日常的にどんどん置き換えていきたい。