君たちは、誰にも似ていない。

私はももクロが少しずつ会場を大きくして、たくさんの人に受け入れられ「成功」していく過程を見届けたという実感があります。℃-uteの最後の何年間かも見守りました。みんなから「すごいグループ」だと認識され、一定の評価を得て最後にちょっとしたうねりのようなものができるのを実際に見てきました。

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それらに当てはめて考えたとしたら、アンジュルムの勝算は「あやちょ(和田彩花)の卒業」にあると思います。スマイレージ時代からリーダーとしてリードしてきた彼女が退くまでの約1年間とそこからの転換。それはおそらくアンジュルムにとってひとつ頭を出すタイミングなんだろうなと思いますし、事務所の人とかなんかは「これでストーリーできあがったわ~」となってるんじゃないでしょうか。

そんなことを考えながら同時に、だからなんなんだよと思います。当てはめる意味なんてねーよとも思います。実際にないです。関係ないです。

アンジュルムに予定調和は似合わないということです。

数が前提のグループを除いて、いわゆるグループアイドルがうまくいくときの条件を考えたときに思い浮かぶことがあります。
まずひとつは、「ひとりひとりが『アイドルでいること』(人前で歌うこと、踊ることでもいいです)をこれ以上ないってくらいに楽しめているかどうか」。
もうひとつは、「ひとりひとりが『今このグループであること』に意味を見いだせているか」。意味を見出すというと何か特別なことのようですが「そのグループが好きであるか」と言い換えてもいいかも知れません。そして「そのグループの一員である自分を愛せているか」も、とても大事だと思います。

何を単純な、と思うかも知れないですが口ではそう言っていても、意外とこれができなくてうまくいっていないグループはたくさんあるんじゃないかな。そして確実に、私はこれが実現しているグループが好きです。
いろんな女の子がいて、絶えず評価・比較される過酷な毎日をなんとか乗り切っていくような環境で、うまくいっているというのはほとんど奇跡です。もうこれだけでかなり準備は万端なんですよ。
予定調和じゃない、オリジナルのストーリーを作っていける準備はもうできているわけです。

先日の武道館は、莉佳子(佐々木莉佳子)の17歳の誕生日でした。
莉佳子は言います。「みなさんの太陽になりたい」


カントリー・ガールズ、アンジュルム新曲公開!新ユニット発表、ハロコン MC:矢島舞美・藤井梨央・広瀬彩海【ハロ!ステ#99】

初めてのハロコンでパンツにサスペンダースタイルで飛び跳ねながら歌う『大器晩成』(動画の 25:28~)を見て、その眩しさに驚きました。自らだけでなく、周囲を照らしてアンジュルム全体をキラキラと輝かせていました。
それから約3年を経た先日の武道館で莉佳子は「未来を照らす道標の光」を放っていました。
すごい。希望だ。莉佳子は希望そのものだ。私は2015年からずっとそう思っています。

運命を感じてしまったので、アンジュルムを売るために何をしたらいいかとあれからずっと考えています。

うまく言うのがむずかしいのですが、先日初めてももクロ(東京ドーム)を見に行った人の感想を聞いて「売れ始めた頃と同じポイントでまだ褒められてる!」と思いました。これはなんだかすごいことだなと衝撃を受けたのですが、そういう意味で最初の一歩を進ませることが鍵なのだろうという結論に達しています。「まだ知らない」という人はたくさんいて、見たらわれわれが抱いているような感想を持つ人が確実にたくさんいる。
一番高い壁は、悲しいかな一番最初にあるということです。

とりあえず1回見てもらうために、使えるものは何でも使うしかない。
でも、ふつうのやり方ではダメなことはもう分かっているので、私はとりあえずももクロを売ると決めたときに最初にやった修行こと「ブログ全部読む」(ふだんはDマガ見ないラジオ聴かないブログ読まない、ただライブを何回も見るスタイルなので)をやりますね。
何かが見つかるかも知れないし、浮かんでくるかも知れない。

これは私から事務所の方への To Doとして書いておきますけど、莉佳子を川島小鳥さんが撮るというタスクを忘れているみたいなので必ず近日中にこなしてください。17歳のうちに出版です。国内で結構です。ロケしてください。
あれ?もしかしてもう莉佳子はちがう?ふなっきでいくか。小鳥さんとふなっき、いいじゃないですか。
莉佳子についてはちょっとおしゃれな友だちにも聞いてみますね。おしゃれな人がそれ以外でと言ったらそっちの方向で、いずれにしても今年中です。やりましょう。

私から言いたいことは、アンジュルムを見て

「オリジナルの衝撃に 泣け」

ですわ。以上!

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