浜浦彩乃という魂。
こぶしファクトリーが解散するので久しぶりに書きます。
正直な話をすると私は、シングル「シャララ!やれるはずさ」→「これからだ!」あたりの流れに、いいかげんにしろと思っていました。その活動が順調でないことをドラマティックに演出するためのメッセージとしての意味合いを強く感じて、率直に言うとお腹いっぱいだなと思ったのです。
それは、こういうメッセージを込めた楽曲を歌わせる大人に対する怒りでした。大人の考えたストーリーで再起をはかろうとしている様が、見ていて本当に腹立たしかったのを覚えています。あまりに直接的なメッセージに、そういうやり方をする大人の態度にうんざりしていました。
と・こ・ろ・が!
こぶしファクトリーのみんながこれらの曲を生で歌うのを聴いて、私は泣いてしまいました。「歌わされている」とか「やらされてる」と思っててごめん!と強く思いました。大げさに言うと、歌詞に行間があるということを、本当の意味で理解した瞬間だったんじゃないかな。とてもびっくりしたし、歌詞と曲とCDの歌声だけで判断していた自分の浅はかさに恥ずかしくもなりました。
彼女たちが楽曲を自分のものにして、そこに他でもない自分自身の今の気持ちやメッセージをのせて、私たちファンに届けようとしてくれているのを感じて、さらに好きになりました。よく「歌がうまい」と言うけれど、それは曲の情景が浮かんだり世界が立体的になることだけじゃなく、自分の歌に気持ちがのせられる人のことを言うのだろうなと彼女たちの歌声を生で聴いて、改めて感じました。菅井先生の言う気持ちをのせるというやつは、これなんじゃないか、教科書に載せたほうがいいんじゃないかとすら思ったのです。
こぶしファクトリー - シャララ!やれるはずさ [LIVE]
貼っといてなんですがライブ動画とライブは全然ちがうんです!
私はまあ、決まってはまちゃん(浜浦彩乃さん)が最後「後悔なんて 絶対残すなよ」と歌うところで\はーまちゃん!はーまちゃん!/とコールしながら、ほとんどの場合泣きます。泣くとみんなのことが見えなくなるので、曲中ずっと我慢してるのに最後の最後で、なんでか分からないけど涙が出てしまうんですよね。
私は生き物として強くて、まっすぐ過ぎてどこかでぽっきりと折れてしまうんじゃないかと心配になってしまうようなヒーローみたいなアイドルが好きなのです。つまりは、はまちゃんが好きです。大人になってしまった私からはちょっと無謀とも思える道を、信じた道をただ前へ進んでいく彼女の後ろ姿をずっと見ていたような気がします。
仲間思い、ファン思いが過ぎて、逆にちょっと内向きになってしまってるなと思うこともあったし、オールドスタイルなハロプロを愛するがあまりやっぱりちょっと(うそ、かなり)時流とズレたところがあったりと、危なっかしいところは結構あったけれど、だからなんなんですか?これがはまちゃんなんです。まっすぐ信じた道を突き進むのがはまちゃんなんだから。
私はそういうちょっと不器用で意固地なところがとても好きだったので、解散が発表されてから彼女の表情がとてもやわらかくなっているのを、少しさびしく思っていました。女の子は早く大人になってしまうといつも思っていたけれど、はまちゃんも例外ではないんだな、と。
と思ったら、なんのことない!はまちゃんはやっぱりはまちゃんだった!こぶしも辞めて、ハロプロも辞めようと思った理由を語っている動画で「自分とれいれい(井上玲音さん)が残ったら『こぶしファクトリー』が残ってしまう。きっと新しいメンバーが入ってくるだろう。そうなったとき、それは『こぶし』じゃない、と私がファンなら思うと思った」と私が大好きなまっすぐすぎる独自理論をブチかましているはまちゃんがいました。かっこいい!他のグループがどんどん新陳代謝しているというのに!それでこそはまちゃんや!
年始のハロコンで、はまちゃんをそばで見られた。その時はこぶしのはまちゃんを間近で見るのがこれで最後とは思わなかったけれど、最後になってしまったね!
昨日も浜浦彩乃さんは美しかった。近くに来てくれたとき、あたりを見渡して「これより、私を推している者を探すぞ」て顔してこっちを見て「お主、楽しんでおるか?」とにっこり笑ってくれてマジ将軍だったわ。かっこよくて美しくて最高のアイドルだわ、浜浦彩乃さん。
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2020年1月4日
ここ1年くらいのはまちゃんは、毎日かわいくなる期に突入して「麗しい」という言葉がしっくりくる感じでした。初の中野サンプラザ単独コンサートでのかわいい仕草、ハロプロダンス学園で莉佳子(佐々木莉佳子さん)と絡んで照れるときの顔、全部好きだったけど、私が一番好きだったのは、彼女の魂だと思います。なんせ、身体は魂の容れ物に過ぎないんでね!
いつまでもまっすぐな浜浦彩乃さんでいてください!大好き!ありがとう!こぶしファクトリー最高!
こぶしファクトリーの集大成、全員聴いてください。
こぶしファクトリー『青春の花』(Magnolia Factory [The flower of youth])(Promotion Edit)
こぶしファクトリー『スタートライン』(Magnolia Factory [“The start line”])(Promotion Edit)
私が見つけた火花~J=J武道館に行ってきました
『Fiesta! Fiesta!』だと思って聴いたらイントロは華やかなホーンなんですが、寝起きに聴くとなにかの警報みたいに聴こえて飛び起きるのでおだやかな朝を迎えたい人にはおすすめしません。
GAM - Melodies メロディーズ (GAM 1st Concert Tour 2007)
この2人にも負けないエロさが出ていたことをここにご報告します。
新ミニモニ。 福田花音 竹内朱莉 宮本佳林 「ガタメキラ」 2011 WINTER [HD 1080]
かっこいい佳林ちゃんシリーズではこれも好きです。かっこよくやってるつもりが幼くてめっちゃかわいい。特にタケよ!
もう私の脳みそはこのパート割で再生されるようになっているのです。
Juice武道館。「実力」と「経験」。このふたつの言葉が浮かんでくるステージだった。経験は実力を凌ぐし、実力は経験を味方にすると最強になる。やなみんとるるちゃんには圧倒的に経験が足りていないことが明らかだった。でも、経験をすべてものにできる実力があるからあのステージにいたんだなたぶん
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2017年11月21日
命の短いはずのアイドルを「長い目」で育ててると間に合わなくなりそうだけど消耗消費されていくんではない「本物」を育てたほうが会社としても返ってくるものが大きいと考えているのでしょうか。賛成です。私にはやなみんがリーダーになるJuiceの未来が見えたしそこはキラキラしあわせな世界でした。
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2017年11月21日
経験がない方が劣っているということではなく、「今」と「これから」がつながってどんどん広がっていく世界が見えるすごく贅沢なステージに、私には見えたのでした。
もちろん、るるちゃんもやなみんも、そしてさらに新しく入ったまなかん(稲場愛香)もすごくよかった(まなかんのおかげで歌だけでなくダンスも底上げされる方向性を感じました)。
でも、それを凌ぐパワーでオリジナルメンバーの存在感が増していました。
「経験」ってやつはつくづく怖いっ!
音楽には全然明るくないのでわかりかねますが、みんな小さい声で優しく歌うスキルが上がってました。声を張り上げるだけじゃないバリエーションがすごくてだね、本当にちょっと嘘みたいに私は感動したさ。
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2018年10月29日
これがエロさの表現にうまくマッチしてたし、残り香とか余韻みたいなものをうまく醸し出していて、すごくえらそうに言うとまたレベルアップしてたなと思いました(ふつうに言うと、めーーーーーっちゃいい!めっちゃすごい!)。
ちょっとJ=Jすごすぎちゃう!?
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2018年10月29日
第何章か知らんけど確実に何かが完成した感じがした!!!!!!!ありゃすごいぞ〜!!!!!!!!
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2018年10月29日
めっちゃ興奮してますね。
でもほんと、Juice=Juiceはどこに出しても恥ずかしくない、自信を持って薦められるすごいアイドルになっていました。
人によって骨格が異なるので全員がそうではないんだけれど、Keep on 上昇志向のかなともの腰を使ったフリは私でもキャーッとなる。実際に女の子たちがキャー!と恥ずかしそうにしていた。久しぶりにあれが見たい。
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) 2018年8月3日
あまりに興奮しすぎて、せっかく『KEEP ON 上昇志向!!』観られたのに、かなともの腰クイをチェックするの忘れてしまった。
Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit)
真面目なこと言うと、今17歳のるるちゃん、16歳のやなみんの◯年後とか考えると本当に末恐ろしいし、将来のJuice=Juiceがすんごいことになっていて欲しいので、遠回りに見えてもひとつずついろんな経験を積み上げてください!
まだ間に合う!『結婚相手は抽選で』を観ようよ。
20代半ばの俳優のなかで一番モテるのは野村周平だと思っています。
どれだけダサい役をやっても漏れ出してくるモテ感はすごい。
ほら。
ほらほら。
という話は置いておいて。
彼が主演している『結婚相手は抽選で』というドラマが、想定をはるかに上回っておもしろいのです。
✂✂✂✂ ここからはネタばれを含みます ✂✂✂✂
タイトルにもある通り、日本政府が「抽選見合い結婚法」を制定して、「抽選見合い」が25〜39歳の子どものいない独身者全員に義務として課されるという荒唐無稽な話なんだけど、ちょっとバカにできないおもしろさなのです。
・25歳~39歳の子どものいない独身男女が対象
・本人の年齢プラスマイナス5歳の範囲で相手を抽選
・相手が気に入らない場合は2回まで断ることができる
・どうしても3回断った際は「テロ対策活動後方支援隊」に
2年間従事しなければならない
潔癖症でアニメオタクでモテない自分に自信が持てないたっちゃん(野村周平)は、法案に対してどう思うかと問われて答えます。
「いい法案とは言えないかもだけど。もし通ったらうれしい。みんながふつうに持っている恋愛できる才能がボクには備わっていない。それがないってだけで何をするにしても自信が持てなくて、どこに行ってもボクだけ場違いな気がして…。つまりボクはこの世に存在することが無意味なバグだらけの欠陥品のような気がして」
そう言う彼にも、少ないけれどちゃんと話ができる友だちがいます。彼らが「たっちゃんは俺よりマシだ、見た目も悪くない」と励まします。でもたっちゃんは続けます。
「だったらますますわからないよ。外見が問題ないのなら、ボクの人間性そのものに問題があるのかなって。でも、もしこんなボクでも選んでくれる人がいたら…(長年の劣等感から解放される)」
第1話では、たっちゃんをはじめとする主要キャストの法案に対する思いや置かれている状況を紹介していきます。
・冬村奈々(高梨臨):実家暮らしのお嬢様、二流の音大卒・ラジオ局勤務の美人。
・銀林嵐望(大谷亮平):広告代理店勤務のイケメン。奈々と付き合っているも、結婚を迫る奈々を「付き合うにはたのしいが結婚する相手ではない」と振る。
・鈴掛好美(笹津川愛美):兵庫県出身の看護師。依存の強い母親から逃げるために上京して「結婚法」にのぞむ。
法案が具体的になるにつれ整理され、「見合い相手に対する希望条件をひとつだけ書くことができる」ようになります。とはいえ、事前に考慮して相手を選ぶことはできず、あくまで無作為に選ばれた相手とお見合いをするのは変わりません。ただ、お見合いをしたあとに希望条件に合わなければ無効にすることができるという具合です。断った回数には入りません。
3回以上断ると「テロ対策活動後方支援」に従事しなければならないので、相手に断ってもらうか無効にするかで自分が望む相手と出会う必要があるというわけです。きれいな人やかっこいい人は相手が断る可能性が低いので、客観的に判断できて当てはまる人が少ない条件を書いておかないと断り続けてあっという間に上限の3回に達してしまうでしょう。
このあたりのルールの整理や具体例、落とし穴・抜け穴なんかも上手に話の中で説明してくれているのもすごい。
たっちゃんは「優しい人」と書いて、誰かにとって優しい人が他の人にとって悪人かも知れないし判断できないと友だちに却下されます(そりゃそうだ)。
看護師の愛美は、酒を飲んで暴れていた父を思い出して「飲酒をしない人」と、イケメン銀林は意外にも「母性の強い人」とそれぞれ書きます。
この時点では、たっちゃんと美人奈々の希望条件はまだ明かされません。
たっちゃん、1回目のお見合いではカップリングされてすぐ相手に「お腹が痛い」と言って逃げられ、喋ってもいないのに性格の不一致を理由に断られてしまいます。
2回目は、有名企業に務める年上の女性とお見合いをすることになります。しょっぱなから「なんで無作為抽選でこんなデブでブスなおばさんとお見合いさせられるのかと思ってるわよね?」と詰められます。「恋愛の対象にならないかな」と今回は断ろうかなと思っていたら、あえなくお相手から断られ「ちょっと話しただけで断りたくなるくらいボクってそんなキモい奴かな…」と落ち込みます。
そんな彼に友だちが「ボクたちには想像つかない理由かもしれないから聞いてみたら?」と促します。
彼女に理由を聞きに行くと「子どものころからデブでブスって言われてたから、女の子が抱く『かわいいお嫁さんになる』っていう夢を持つことは不相応なのだと思い一生懸命勉強していい国立大学を出て一流企業に就職して最年少で出世もした。そうやってがんばってきたのに、今さら国が『結婚しろ』と言ってきた。私がどういう気持ちでふつうの女の子の夢を封印したと思ってるの」と泣きながらその理由を教えてくれます。しかも「早々に3回断って、テロ対策の後方支援に行っても職場の地位は保証されると聞いてるし上司もそう言ってるし、たった2年で『結婚』という制度から解放されるなら楽勝」と言い、たっちゃんの潔癖症を気遣い「お互いがんばろう!」と去っていく彼女の背中を見送ります。
彼女と別れたあと、たっちゃんは自分のブログに「人を傷つける法律なんてあっていいのだろうか」と綴ります(このあと彼は『抽選見合い結婚法の被害者たち』というブログをはじめるそうです)。
たっちゃんが書いた「見合い相手に対する唯一の希望条件」は何なのか。
いろんな思惑で「抽選見合い結婚法」に挑む人たちは、素敵な相手と出会い、しあわせを掴むことができるのか。果たしてしあわせとは、結婚とは。
今のところ、私は今クールのドラマのなかでもかなりおもしろく観ています。
誰からも選ばれないかも知れない、愛されないかも知れないという誰もが抱いている恐れがチラチラして観ているとつらくなりそうですが、荒唐無稽なフィクションの部分もあってバランスが保たれています。
彼らよりマシだと思って観るものではなく、彼らは自分かも知れないと思わせる細部まで気合いの入った作りになっているのではないかと思います。
まだ間に合います。観ましょう!
あと、ここぞというところで流れる高橋優「aquarium」がすごいつらい気持ちにさせるのでぜひドラマのなかで味わって欲しい。第1話でたっちゃんが合コンから逃げて公園で必死に手を洗うシーンはこの曲の効果もあってちょっと泣きそうになった。
待ってました!『46億年LOVE』
前の会社にいたころ、同じくアイドルが好きだった上司に「ゆきりんのソロ曲どんな曲?」と聞かれ、歌詞の世界感を説明したら「歌詞を聴いとるやつなんかおらんぞ」と言われてしまったことがありました。そういうもんなのでしょうか。
音楽にはあまり明るくないのであまりうまく説明できないからというのもあるのですが、私は人に比べて歌詞世界を重視していると思います。
ハロプロの新しいリリースが知らされるとまずはじめにつんくちゃんの曲なのかどうかを確認します。つんくちゃんだったら、好きだからうれしいという単純な理由です。つんくちゃんと同じようにこの人だったらうれしいという人がもうひとりいます。
それが児玉雨子さんです。
Juice=Juice中野サンプラザで改めて聴いた「銀色のテレパシー」がすばらしかった。特に歌詞な。雨子最高。「天文学的 まさに奇跡 出会った運命 この広い世界 流れる時さえ 君とお揃い」。「流れる時がお揃い」なんて、誰が考えるでしょう。確かに!確かにそうだ!
— しゃかりき警部 (@syakariki_keibu) May 5, 2017
それまでの曲でもいいなと思っていたのですが、『銀色のテレパシー』の「流れる時さえ 君とおそろい(正確な歌詞はひらきます)」という歌詞を聴いて、衝撃を受けました。1日24時間、はじまりから終わりまで、みんなにとって等しく同じ。そんなわかりきったことすら「おそろい」と思えるくらい、同じ今を生きていることがうれしくてたまらない女の子を想像して悶絶しました。
これがたとえば恋ならば、まさに恋に落ちた瞬間でした。
Juice=Juice 04. 銀色のテレパシー 2017中野 1080p
今年の夏リリースされたつばきファクトリーの『今夜だけ浮かれたかった』も、とても良かった。大胆なんだけど、なんだか少し焦っているような不安定な女の子を想像して聴いていました。正確な記憶ではないけれどTwitterで「この曲に出てくる女の子は、気になる子はいるんだけどものすごく好きかと言われるとまだあんまりよくわかってなくて、でもせっかく夏だし、せっかく花火を見にきてるんだから、肩透かしを食うのはいやっていうかさびしいし傷つく。覚悟してるけど経験がないから待たざるをえなくて焦ってるんだ(高1くらいの女子は全員そうだ)」みたいなことを言っている人がいて、ははーんとなりました。すごいな…。
つばきファクトリー『今夜だけ浮かれたかった』(Camellia Factory[Only for tonight, I wanted to be playful])(Promotion Edit)
ちなみにこの曲リリース前からYoutubeで聴きすぎて、何を再生しても2曲目にはこの曲が流れるようになってしまった…。
私がここ最近、ずっとリリースを待っていた曲があります。
それがアンジュルムの『46億年LOVE』。作詞が児玉雨子、作曲が林田健司(SMAPの『青いイナズマ』とか『$10』の作曲家)、編曲が鈴木俊介。たのしみにしないワケがない布陣。Youtubeにあるラジオ音源をずっと聴いていました。やっと、やっときた!
今回の児玉雨子の歌詞世界は、「宇宙」であり「世界」であり「46億年を超える」スケール感です。ハロコンのオープニングで全員で歌う姿が想像できて、さらに高まりました。ミクロとマクロを何度も行き来する、ハロプロならではの世界観です。
あと、MVがちゃんとハロプロっぽくダサくて、かっこいい。
アンジュルム『46億年LOVE』(ANGERME [4.6 Billion Years Love])(Promotion Edit)
「一生守ると」すぐに誓うけど
あなたの一生って何度目?
「好き」ならわりと言えるもんだけど
「ぎゅっとしてよ」ちょっとはずかしい
目が回っちゃうくらいに忙しい日々
白黒澱んだこのグレーなシティ
今朝は駅前で何人と
すれちがったかな…来てよ!優しい愛の時代
女も男もみな人類
歴史に名を残す前に
アツい電話くれなきゃ 無理無理
I say, ノってこう 結局はラブでしょ
地球回る宇宙もDance Dance
ノってこう 大きなラブでしょ
愛は超える 46 億年生き残り続けられたとして
行き着く先はどこなの?
真夜中って無性にさみしくて
早く寝るのも怖いわ
誰も彼も きっとちがう同士
わかなんてくも当然 ダイバーシティ
傷ついたら「傷ついたよ」と
伝えられたら…作ろう!まばゆい愛の時代
それしかないよ 実際問題
夢に見てた自分じゃなくても
真っ当に暮らしていく 今どきもういっちょ! ノってこう
結局はラブでしょ
地球回る宇宙もDance Dance
ノってこう 大きなラブでしょ
愛は超える 46 億年もしも争いのない未来
誰かが堪えてたら意味ない
夢に見てた自分じゃなくても
真っ当に暮らしていく 今どきラスト! ノってこう
結局はラブでしょ
地球回る宇宙もDance Dance
ノってこう 大きなラブでしょ
愛は超える 46 億年
まさか自分がブログで歌詞を写経する側の人間になると思わなかった。
でも、ずっと待っていたのでこれから観まくります!
パシフィコ横浜のライブもたのしみだ!
「U.S.A.」は「cha cha SING」である。
私には周期的におとずれるDA PUMPブームがありました。
流行っていた1997年~2003年ころにはあまり興味がなかったのに、ここ7~8年くらいで、何度も何度もブームがやってきました。
そのたびに動画を見ては、ライブがあったら行きたいなあとぼんやりと思っていて、やっとその日がやってきたのでした。
DA PUMPが待ちきれなくて、6月に彼らの妹分フェアリーズのライブを観に行って思ったのです。
想像していた100倍おしゃれだ!
私がふだん観ているハロプロとは、ちょっとちがう個性を感じました。
スキルフルで、おしゃれで、かっこよくて、スマート。
なるほどこういう世界があったのかと、ライジングプロの文化をそのときはじめて知りました。
DA PUMPも、スキルフルで、おしゃれで、かっこよくて、スマートで、且つ、かわいくておもしろかった。
言い換えるとたぶん、無敵。
大前提すぎて忘れてたけど、ISSAの歌は本当にうますぎた。たぶん、私が見たことのある男の人のなかで一番歌がうまかった。
アカペラでほとんどマイクなしで歌った「Stay Together」で、ちょっと泣いてしまいました。うっとりしたし、パワーをもらいました。声がきれいだったな。
私の世代にとって、DA PUMPと言えば、ストリートの雰囲気なのにスーツ姿のイメージです。
オープニングの3ピースのスーツ衣装はすばらしかった! ハロメンは来られなかったとしても、衣装を作ってる人にちゃんと見ていて欲しかったくらいにすばらしかった。
「U.S.A.」のジャケットで着ている衣装のイメージをそのままに自然な形でスーツに仕立てていました。ジャケットを脱いでもキマるし、ベストの柄やタイのありなしなどのバリエも良かった。かなり計算されているし、メンバーの個性に合わせてシルエットやディテールまで、スタッフの愛が行き届いている。かっこいい。そして、おしゃれ。
これがCDジャケットの衣装。
で、こっちがオープニングの3ピーススーツ。
うかつにも、マス向けっていうのはちょっと野暮いものだと私は思っていたようです。
野暮くてわかりやすくしてあるからリーチが伸びて、いろんな人に届くんだと無意識のうちに思っていたフシがあります。
でも、ちがった。
マス向けだからと言って「こういうのがお好きでしょうか?」とやるのは絶対にちがうことなんだと、あらためて思いました。
DA PUMPというかライジングは、たぶん昔からずっと「俺についてこい」と言ってるんですね。
「俺についてきたら、俺にしか見せられない世界を見せてやるよ」って言ってみんなを引っぱってるんですよね。
ハロプロとDA PUMPは「ダサかっこいい」ところが似てると言われていたけれど、そういうことじゃない。
「俺についてこい」って前を走っている姿が、たぶん似ているのだと思います。
モーニング娘。が一世を風靡したのも、DA PUMPがミリオンセールスを記録したのも、「みんなの好みは知らんが絶対にすごいもん見せてやるから俺についてこい」って姿がかっこよかったからだなと思いました。
だから、どっちにも、どんどんやりたいようにぶっちぎって欲しいし、それについていきたい。
(ハロプロがダサいのは「クセ」という名の個性です)。
私は気づいていませんでした。
なんでアメリカなのか、なんでタイなのか、なんかよくわからないけどみんな半狂乱になって一緒に歌って踊る。
そうか、「U.S.A.」は「cha cha SING」だったのか!
ダブルアンコールでみんなで踊ったの、これ以上ないってくらいたのしくて、「おや?私はこれに似たのを知ってるぞ」とやっと気づいたのでした。
「cha cha SING」(チャ・チャ・シング)は、Berryz工房29枚目のシングル。タイの大物人気歌手トンチャイ・メーキンタイのカバー曲。タイ人の友人によると「トンチャイ・メーキンタイは日本で言えば桑田佳祐のようなレジェンド」とのこと。
突然のカバー曲、なぜかタイ、クセの強いメロディとぶっ飛んだ歌詞。
カバーなのにこれぞハロプロだし、これぞBerryz。すべてを納得させる存在感と圧。
「Feelin' Good -It's PARADISE-」(好き好きパワーいい感じ)があって「ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~」(ずきゅーんどきゅーん胸打つ)があっての「U.S.A.」は、そんなに無茶でもないように思います。
そういう意味でも、「U.S.A.」はハロヲタにとって、ほとんどイコールで「cha cha SING」なのです。そりゃたのしいはずだ!
今回のライブで聴いてあらためていいなと思った2曲。
「SUMMER RIDER」は2009年リリースの9人体制になってはじめてのシングルであり、KENがいるDA PUMPの最後の曲。人気のある曲だということを昨日知りました。
「New Position」は今の7人体制になってはじめてのシングル。「U.S.A.」の1曲前ということになるけど、これが2014年。この曲でショッピングモールを回っていて、情報番組にちょこちょこ出ていました。そのときの動画がたくさんYoutubeにあって、観れば観るほどかっこいいです。
昔ライジングで働いていたという人から、社長は「楽曲のクオリティに対してもシビアだが、利益が出ないリリースはしないことでも有名」という話を聞いてからディスコグラフィー見ると感慨深い。
新生DA PUMPになってから10年なのに、2009年→2011年→2014年→2018年とシングルは4曲しか出していません。
次の曲は、m.c.A・Tがいいな、というかDA PUMPらしいぶっちぎった曲で勝負してほしい。私たちは、ただそれについていくだけだから。